2008年5月10日土曜日
たねからねに
ニッチもサッチモいかない戦争や紛争の記事あるいは天災人災、一日としてやむことのない凶悪犯罪。一体世界がどうなるのだろうという不安の中で、毎日が生きねばならないという欝々としたある日、聞いたのは「そうだよ、たねからねになる苦しみなんだ。」種が地に落ちてお日さんと水で順調に根になるのだが、人の心という種にぬくみと潤いがなければいつまでたっても種が根にならない。そのうち腐ってしまうのが必然。程よいぬくみと潤いだけではどうにもならないかたい殻に覆われたこの種を破るにはとんでもない混沌と揺さぶりが必要なのだろうか。人はそれを苦しみと言いますが、それでも時代はそれを望むのでしょう。潤いが度を越して津波となりぬくみが熱波に変わるのもあるいはそよ風が暴風雨と化すのも、欲望の度を越した人の心に対応しているのではないかと思われる。地球にいい環境をというのはなにも温暖化対策だけではないだろう、肝心なのは人の心が穏やかにそこそこで満足しお互いさまという心にかわる以外に母の星であるこの地球の荒れるのを止めるすべがないようです。灼熱と洪水と暴風雨の中でさあ根になれというこんな矛盾の中でどうするべきか、明日は我が身という言葉もありますが。
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